遺構
貝山地下壕(横須賀市)
貝山地下壕は、神奈川県横須賀市にある貝山緑地の地下に残る壕で、太平洋戦争中に旧日本海軍の横須賀海軍航空隊の地下施設として掘削されました。2020年度に壕内の安全対策が行われ、2021年10月よりガイド付き限定での一般公開が再開されています。
真鶴水族館(足柄下郡真鶴町)
神奈川県足柄下郡真鶴町、真鶴半島の先に、かつて切り立った崖に囲まれた入り江を塞いで造った水族館がありました。
「真鶴水族館」という名称で、ネット情報によると、1950年代に開業し、1980年代に閉館した模様。
品川台場(東京都港区)
台場とは、江戸時代の末期に海上からの攻撃を防御するために設けられた砲台のことで、品川台場は1953年(嘉永6年)にアメリカ合衆国の使者としてペリー艦隊が来航し、日本に開国を要求したことをきっかけに品川沖に設けられました。
厚木基地への軍用引込線跡(大和市)
相鉄本線相模大塚駅(神奈川県大和市)から少し海老名側に進んだあたりから分岐する線路は、厚木基地(厚木海軍飛行場)への軍用引込線(約800m)で、鉄道を利用して基地内に航空燃料を輸送するために使われていたものでした。
野島掩体壕(横浜市)
横浜市金沢区の野島に残る掩体壕(空襲から軍用機を守るための施設)の遺構で、島の東部に立つ野島山(標高約57m)を東西に貫通するトンネルを堀って造られた掩体壕で長さは260mもあります。
北王子線跡の線路等撤去工事が開始(東京都北区)
東京都北区、都心に残る廃線跡は、かつてここにあった日本製紙の北王子倉庫に貨物を輸送するために、東北本線から引き込まれていたJR貨物(日本貨物鉄道)の専用線跡です。
室岩洞(賀茂郡松崎町)
室岩洞(むろいわどう)は、静岡県賀茂郡松崎町道部にある洞窟で、2018年にユネスコから世界ジオパークに認定された「伊豆半島ジオパーク」を構成するジオサイトの一つです。
横須賀市の貝山地下壕見学、6月末より開始
横須賀市追浜地区の貝山緑地の地下にある戦争遺跡「貝山地下壕」の一般公開が6月末より開始されます。公開は、安全確保の観点から認定ガイド同伴でのツアーに限定されており、6月4日現在、地元の2つのNPO法人においてツアーの参加募集が行われています。