屈斜路湖畔のとある旅人宿で町内に美味しいカレー屋さんがあるとの話を聞き、そこへ行ったのがそもそもの始まり。
弟子屈町の町外れにあるログハウスの店舗「ちゅっぷ」は、白熱球が控えめに店の中を照らしていて落ち着いた雰囲気があります。

ちゅっぷ2 

メニューの中から「ほうれん草カレーの中にとろ~りチーズとゆで卵」と説明書きのある「グリーングリーンカレー」を注文。
料理ができるまでの間、店内を見まわしてみると町外れにあるにもかかわらず、意外とお客さんが入っていることに気づきました。備え付けの「ひと言ノート」には旅人系の人達の書き込みが多数。訪れる人は多いようです。

 

しばらくして運ばれてきたカレーはどこかメニューの写真と違うような気が…。
ですが、メニューは回収されてしまい確認することもできません。
気のせいかもしれない…..何か「引っかかるもの」を感じながらも食べ終えた私は店を後にしました。

ちゅっぷ3

翌年、たまたま店の前を通ったとき、1年前の「引っかかるもの」を思い出し、再び入店。
「グリーングリーンカレー」を注文し、出てきた料理をみるとやはりメニューの写真と何かが違う。気のせいではなかったのです。「何か」が違うのはわかりましたが、それが何なのかはメニューが回収されてしまっていたため、結局わからずに店を後にしました。

翌々年、気になっていたその「何か」を確認するべく店に向かいました。注文したのはもちろん「グリーングリーンカレー」。注文前にメニューの写真をしっかり目に焼き付けました、カレーとライスの境界線、福神漬や卵の位置等々…..。そして運ばれてきたカレーを見たところ、どうやら卵が置かれている辺りがメニューの写真と違うようなのです。しかしながら、デジカメで撮影するのを忘れていたため、詳細はわからないままこの日も店を後にしました。

翌々々年も「ちゅっぷ」へ。注文したのはもちろん「グリーングリーンカレー」。もうメニューをみなくても注文を言うことができます。店員さんに許可をもらい、メニューの写真と出てきた料理を撮影することができました。

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比べてみると、カレーとライスの位置が逆、福神漬の置かれている位置が異なるといった細かい点もありますが、大きな違いは、ゆで卵の輪切りが玉子焼きに替わっていること、パンが付いていることでした。

4年目にしてもやもやが解決。次からは別のメニューを注文できそうです。(2002年記)

※2015年に「ちゅっぷ」は2015年に閉店しました。現在は、そのまま残った建物で食事処が営業しています。