白糠町

白糠町
石炭岬

ペリーが黒船で来航した翌年の1854年に、徳川幕府は日米和親条約を締結し下田と箱館を開港。箱館奉行所は、開港に伴う外国船への燃料供給のため、1857年年に現在の白糠町にある岬「シリエト」に石炭の採掘場を開きました。これが北海道での最初の炭鉱開発で、いつしか石炭岬と呼ばれるようになりました。

続きを読む
白糠町
新白糠炭鉱

戦後復興のための石炭増産の動きの中で、白糠でも旧坑跡地での開坑を含め、新坑が次々を開かれました。
新白糠炭鉱もその一つで、1946年(昭和21年)より旧白糠炭鉱跡地で個人で手掘り採炭を行っていた今野滝雄氏が、1947年(昭和22年)に三菱鉱業株式会社から鉱区使用権を得て採炭を開始しました。

続きを読む
白糠町
本岐炭鉱

本岐炭鉱は白糠町の中庶路地区にあった炭鉱で、開鉱は1924年(大正13年)。昭和に入り、本岐炭鉱より2年先に庶路炭鉱での営業採炭を開始していた明治鉱業に1941年(昭和16年)に買収され、白糠町の出炭量も増加しました。

続きを読む