西別岳は、標茶町にある標高799mの山で隣の摩周岳と同じくらいの高さがあります。
登山ルートは虹別側の麓から登るコースと摩周湖の外輪山から縦走するコースがありますが、前者のほうが登山道が手入れされていて歩きやすく、途中の見所も多いのでおすすめです。

西別岳02          

立派な山小屋のある登山口で入山名簿に記入して登山開始。
ほとんど傾斜のないカラマツの林(の林道)を抜けると視界が開けてきます。

西別岳03

「うぐいす谷」と呼ばれる所。
登山道の周囲あちこちからうぐいすの鳴き声が聞こえてきます。

西別岳04

しばらく進むと樹木がはなくなり、一面笹原の「がまん坂」と呼ばれる坂がはじまります。

一般的な山だと急斜面は登山道がジグザグになっていますが、この山は上に向かってひたすら直線に延びているのです。
しかも、日陰になるような木もないので、気温が高いときには休憩場所がなくて辛さ倍増。「がまん坂」の名がぴったり当てはまります。

西別岳05

振り返ると広大な根釧原野が。

西別岳06

がまん坂を上りきり、ダケカンバの林を抜けると「お花畑」が現れます。西別岳は「道東のアポイ岳」と呼ばれるくらい高山植物が多い所で、第一から第三まであるお花畑では、花のシーズンである6月には様々な高山植物を見ることができます。

西別岳07




第二お花畑を過ぎるとリスケ山や北西別岳方面との分岐が現れます。

西別岳08

リスケ山は西別岳より10mほど低い山で、ここの登山道を整備・管理してくださってる人の名前が付いているのだとか。

西別岳09

ここから西別岳の山頂近くまでは稜線を歩きます。

西別岳10

緩やかなアップダウンの道が続くからか「ごくらく平」の名前が付いています。

西別岳11

山頂手前で緩やかな登りとなり、登り切ると山頂に到着です。

西別岳12

山頂からは、隣の摩周岳や摩周湖、斜里岳や雄阿寒・雌阿寒の山並み、広大な根釧原野が望めます。

西別岳13

登山道がしっかり整備されていて、行程のほとんどで眺望が楽しめるのでシーズン中はどの時期に行ってもよいですが、やはり花の時期である6月に登るのがおすすめです。(2004年、2005年登頂、登り:1時間30分、下り:1時間)