道路脇のパーキングエリアでたまに見かけるタンクローリのタンク部分のような形をした構造物。
正体はトイレで、外から見ると2つの扉と天井部の換気口が確認できます。
中には、狭いながらも便器に換気扇、手洗い場と、トイレとしての設備がひととおり備わっています。
男性用個室。常に水が流れています。
男子用トイレ部の広さからするとタンクの中の空間を横に3層に区切って、女性用トイレと男性用、そしてもう一つの区画に分けているような間取りです。
鍵が掛けられたその区画からは何かの機械の動作音とそれによる細かな振動が発生し、常にタンク内全体が振動しています。
この振動と閉塞感、どこかで体験したことがあるような…..と思ったら電車の中のトイレ、まさにあれです。
ここは列車の中ではない、頭では理解していても、用を足しながら立って(座って)いると、不意に揺れがやってきそうでバランスを保とうと身構えてしまうのです。
電車に乗らなくても乗った気分が味わえるトイレ、北海道で見かけたら是非一度利用してみてください。