斜里川の上流に「さくらの滝」と呼ばれる滝があり、そこでは６月上旬から８月上旬にかけて、サクラマスが滝を越えようとジャンプする姿を見ることができます。
さくらの滝
サクラマスは、渓流魚であるヤマメ（ヤマベ）が川から海へと旅立ち、餌が豊富な海で成長して大きくなったもので、毎年６月上旬から８月上旬にかけて、約3,000匹ものサクラマスが産卵のため斜里川を遡上し、産卵後に一生を終えます。
滝に向かってジャンプするサクラマス
さくらの滝の高さは約3.7ｍ。
自分の体長（30cmから70cmほど）の数倍の高さまでジャンプできるなんて、すごい脚力（尾力!?）ですね。
簡単に飛び越えられるような滝ではないのですが、あきらめずに何度も何度も滝登りに挑戦するサクラマスを見ていると、見ている方も力が入ります。
※「さくらの滝」は、人里から離れた地にあり、ヒグマに遭遇する危険があるので、訪れる際には出没情報の収集や熊よけ鈴等の準備をしていったほうが良いでしょう。
