函館ベイクルーズは、函館湾内を一周する観光遊覧船で、日中に運行するベイクルーズ(約30分)と、夜景を海から眺められるナイトクルーズ(約60分)の2種類のコースがあり、ベイクルーズは函館湾内に停泊する様々な船を見られ、ナイトクルーズは、海からの夜景が楽しめます。

使用される船は「ブルームーン」。
全長31.0メートル、幅9.2メートルの双胴船です。

函館ベイクルーズ1

客室は2層あり、1階はテーブルと椅子が並ぶレストラン風。

函館ベイクルーズ2

2階はカウンターとソファが並ぶラウンジ風。外部甲板に出ることもできます。

函館ベイクルーズ3

出航して、左手に見えてくるのは大型のクレーンが立ち並ぶ「函館どつく」。
東北以北では最大の造船所で、第1号乾ドックは経済産業省の「近代化産業遺産」に認定されています。

函館ベイクルーズ4

海上自衛隊の護衛艦「しらぬい」。

函館ベイクルーズ5

2020年5月に引退した津軽海峡フェリーの「ブルードルフィン2」(初代ブルードルフィン)が係船されていました。
1994年に東日本フェリーの「ほるす」として青森~室蘭航路に就航。2010年から10年間は青函航路で使用されました。
その後、タイに売却され現在も活躍しています。

函館ベイクルーズ6

そして、乾ドックには佐渡汽船の高速フェリー「あかね」の姿が。
乗り心地の悪さ等から利用が伸びず、2021年3月に引退となった双胴型のフェリーです。

函館ベイクルーズ7

ナイトクルーズは函館湾を出て大鼻岬近くまで行きますが、ベイクルーズはここで折り返します。

津軽海峡フェリーのフェリーターミナルからちょうど出港したところの「ブルードルフィン」。

函館ベイクルーズ8

ターミナルには「ブルールミナス」と「ナッチャンworld」が停泊中。
「ナッチャンWorld」のほうは2008年に定期運用を終了。現在は防衛省と締結されたPFI契約のもと、災害時の自衛隊輸送に使用されています。

函館ベイクルーズ9

共栄運輸青函フェリーの「あさかぜ5号」。
1998年に就航した同社フェリーの中では最も古い船です。

函館ベイクルーズ10

水産庁の新造船「白鷲丸」。密漁を取り締まる漁業取締船です。

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国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)の海洋調査船「白鳳丸」。
海底の地形や地質、地層を調査する船です。

函館ベイクルーズ12

摩周丸は、1988年(昭和63年)まで本州(青森)と北海道(函館)の間の海上を乗客と鉄道を運んでいた鉄道連絡船で、廃止された後は旧函館第二岸壁に係留され、博物館船として一般公開されています。

函館ベイクルーズ12

水産物卸売市場は、1985年(昭和60年)に完成した施設で、一般の人は仲卸業者での買い物はできませんが、場内の食堂利用や市場の見学をすることができます。



発着地に戻りクルーズ終了。